・実際にどのくらい儲かっているの?
・デメリットや損しないために気を付けることがあれば知りたい。
こんな疑問に実例でお答えします。
太陽光発電の年間収支を実例で紹介します。
まず、現在設置している太陽光パネルのスペックです。
・4.6KW
・東向き傾斜10度
・カナディアンソーラー
次に、2019年の1年間のデータを公開します。
発電量(太陽光パネルで実際に発電した量) | 6363kwh |
売電量(発電した電力から自家消費を除いて売電した量) | 4290kwh |
消費量(太陽光発電・買電にかかわらず実際に消費した量) | 5358kwh |
買電量(電力会社から買電した量) | 3285kwh |
太陽光発電分を自家消費した量 | 2073kwh |
太陽光発電で実際にとくした分を金額にします。
自家消費金額・・・2073kwh×34.39円=71290円
合計182830円
売電単価・・・1kwhあたり26円(2019年)
買電単価・・・1Kwhあたり34.39円(東京電力 夜トクプラン)
11年目以降の年間データを推定してみます。(売電価格が下がるため)
自家消費金額・・・2073kwh×34.39円=71290円
合計107755円
売電価格がさがっても
自家消費分のメリットはかわらないので
コストメリットは、そこそこあります。
まとめるとこのようになります。
設置後11年以降、年間約100000円分のコストメリット。
1年目 | 2年目 | ・・・ | 10年目 | 11年目 | 12年目 | ・・・ |
18万円 | 18万円 | ・・・ | 18万円 | 10万円 | 10万円 | ・・・ |
※売電金額にはさらに消費税10%分上乗せされた金額が収入となります。
金銭的なこと以外に精神的なメリットあり。
金銭的なメリットは、すでに紹介した通りですが、
精神的なメリットもあります。実際に住んでみて感じました。
それは何かというと
・毎月の電気代がやすいこと
・再エネ賦課金の払い損にならない
災害時(停電時)にも安心できる
停電時にも電気使用ができるコンセントがあります。
まだ私は災害などによる停電は経験していませんが、万一停電になったとき、太陽光があると思うと、少し安心します。
毎月の電気代がやすい
昼間は太陽光で発電した分を自家消費できますので、その分電気代が安くなります。
数値はすでに公開した通りですが、
消費量:約2000kwhで70000円分ほどです。
毎月約5000円ほど電気代がやすくなる計算。出費がやすいと、気持ちがかるくなります。
今後、もし自分の収入がさがってしまった場合など考えると・・・
毎月の出費が安いっていいです。
再エネ賦課金の払い損にならない
再エネ賦課金とは「再生可能エネルギー発電促進賦課金」のことで
電力会社が電気を買取る際の費用を消費者が負担するものです。
そうなんです。
太陽光発電の買取費用は、電力会社ではなく消費者みんなで払っています。
消費者みんなの電気代から毎月徴収されています。
自分が太陽光パネルをつけていないと、なんだか馬鹿らしくなるこの支払いも、
自分が太陽光パネルを設置していれば、
「まぁしかたないか」
と思えるような気がします。
太陽光パネルをお得に設置するためのポイント2つ
次に太陽光パネルをお得に設置するポイントです。
住宅購入時に住宅ローンで購入する。
太陽光パネル購入時はおそらくローンを利用する場合がおおいと思います。
太陽光パネル設置のためのローンより、住宅ローンのほうが一般的に金利がかなり安いです。
住宅購入時のタイミングに限られてしまいますが、後から設置するよりも住宅購入と同時に設置したほうがお得です。
後から設置する場合、屋根の補強などが必要になる場合もあります。
複数の太陽光パネル会社を比較する
太陽光パネルの設置会社は多数あり、はっきりいって会社ごとで見積金額は全然違います。
見積内容も見慣れないため、1社みただけではその費用が必要なのか。高いのか安いのか・・・全然わかりません。
複数社見積もることで、金額や費用が妥当かどうかわかってきます。
無料で見積ができるので必ず比較することをおすすめします。
無料の一括比較はこちらからできますが、
申し込めば、あとは比較するだけで安心できます。
太陽光パネルを設置するときに注意すること2つ
太陽光パネルを設置する上で注意すること2つです
パワコンのメンテナンス費用がかかる
パワコンとはパワーコンディショナーのことで、太陽光パネルで発電した直流電流を交流電流に変換する機械です。交流にすることで家庭で使用できるようになります。
寿命が20年。交換費用が20万円といわれていますので、
あらかじめ予定しておき、思わぬ出費とならないよう注意しましょう。
交換費用をみこして、購入時に保証内容も必ずチェックしておきましょう。
購入時に保証内容を確認する。
設置金額が割高だと投資金額が回収できない。
太陽光パネルを投資と考えると、売電金額で投資金額を早く回収して、
以降の売電収入を利益にしていきたいです。
そのためには、なるべく安く購入することがとても重要。
そして、販売されている金額は業者ごとで全然違います。
また同じ業者でも交渉次第金額は全くかわります。
(まず1回で最安の金額は出ません)
太陽光パネルの無料一括見積はこちらで簡単にできます。
おそらく一生に1回の高い買い物ですので、少しめんどくさいですが損しないためにも比較しておきましょう。
安く設置できれば、あとは楽に収支がプラスとなります。
ソーラーパネルの実際の発電量とパワコンの関係はこちらで解説しています。
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